【映画上映中】ミュージカル「キンキーブーツ」を観ないと後悔する理由

こんにちは。まるこです。

皆さんは現在映画公開中の「ミュージカル・キンキーブーツ」を知っていますか?

2016年・2019年に、三浦春馬さんと小池徹平さんが日本版で主演し、大きく話題になった作品ですね。

元はブロードウェイで制作され、閉幕した今でも語り継がれる名作ミュージカルのひとつです。

そんな名作ブロードウェイ版がなんと今、期間限定で映画館で観られるんです!

先日私も観賞してきました!

実はこの作品、現在は世界中でどこへ行っても観られない幻の作品になっています。

そんな激レア作品が、日本で!しかも近くの映画館で観られる大チャンス…。

しかも、かなりプレミアムな内容となっています!

舞台やミュージカルが好きな方はもちろん、ちょっと興味がある!という方もぜひ知ってほしい作品。

どうして「観ないと後悔する」かを解説していきます!

目次

【未映像化】どこに行っても観られない!超レア作品!

引用:https://broadwaycinema.jp

「キンキーブーツ」のミュージカル版は、DVDや配信などで映像化されていません。

そのため、ミュージカルを観るには上演している国の劇場に行くしかありません

しかし現在は残念ながらコロナの影響もあり、世界各国どこに行っても上演されていません。

ブロードウェイでは2019年4月、ウェストエンド(イギリス)では2019年12月を最後に幕を閉じています。

そんな中、本場のミュージカルを間近で観ているような体験ができるように

松竹株式会社が運営する「松竹ブロードウェイシネマ」が総力を上げ、日本の映画館での上映が決定しました!

ウエストエンドの主演オリジナルキャストが熱演!

「ブロードウェイミュージカル!」と宣伝されていますが、

実は演じているキャストはアメリカのキャストではなく、ウェストエンド(イギリス)の「Adelphi Theatre」の俳優たちです。

えっ?本場アメリカじゃなくて、イギリスのキャストなの?

それって本当に本場なの?

ご心配はいりません。

ウエストエンドはブロードウェイに引けを取らない実力の宝庫で有名。

さらに、キンキーブーツをイギリスのキャストを観られることはむしろ「好条件」としか言いようがありません。

イギリスキャストで観られる「贅沢さ」を、解説

ノーサンプトン

キンキーブーツの舞台はイギリスの片田舎、ノーサンプトン。

田舎の革靴工場に生まれたチャーリーが大人になり、後を継ぎたくなくてロンドンに逃げるシーンから始まります。

つまり、イギリスの発音・田舎のなまり・年寄りや移民の話し方もくまなく再現されているのは実はアメリカ版ではなく、イギリス版なのです。

例えば、ハリウッドが日本のアニメ原作の映画を作ったり、関西出身の役柄を東京出身の人がドラマで演じるととてつもない違和感が出たりしませんか?それと同じですね。

イギリス版の俳優陣は、イギリスやアイルランド出身が多数。

作品の中でのズレや空気感のすれ違いがなく、ナチュラルに演じることができる環境がイギリスだったんです。

主演はグラミー賞にノミネート!レミゼラブルにも出演する2人

引用:https://broadwaycinema.jp

主演はローラ役のマット・ヘンリーと、チャーリー役のキリアン・ドネリー

マット・ヘンリーや舞台俳優でありながらも歌手としても活動し作曲を手掛け、2016年には、オリヴィエ・アワードのミュージカル主演男優賞を受賞。グラミー賞にノミネートされた経験もある才能の持ち主です。

キリアン・ドネリーはキンキーブーツでウェストエンド入りを果たします。その後「レ・ミゼラブル」や「オペラ座の仮面」に出演する俳優になり、2016年には、オリヴィエ・アワードのミュージカル主演男優賞を受賞しています。

惜しくもキャストは総入れ替え。今後の再配役はほぼない?

この2人は、2016年のイギリス版オリジナルキャストとして迎えられ、2017年後半に卒業。

キャストの総入れ替えがあり、この後は別の俳優が代わる代わるローラとチャーリーを演じました。

舞台やミュージカルが好きな方はお分かりかと思いますが、

キャストは数年経つとスキルを上げ、別の大きな仕事を掴み、役を次の代へバトンタッチすることがあります。

別の俳優が看板を背負ったことで、2人での再演はないに等しい状況です。

そしてDVDや映像として発売されていないため、今や「伝説」の2人の映像を観られる機会が、今、日本にあるということは、あまりにも凄すぎる状況にあることが

おわかりいただけただろうか・・・

サントラ音源はこの2人

オリジナルキャストのため、サントラのCDは彼らが歌っています!
音楽配信サイト、サブスクでも聞くことができます!

映画を観る前に予習するも良し、映画の余韻に浸るのも良し!

すでにキャスト変更されている舞台で、サントラと同じキャストの演技を観ることができるのはかなり貴重ですよ!

Apple music →こちら
Amazon Music →こちら
Spotify → こちら

舞台の最前列で観賞できる!?

引用:https://broadwaycinema.jp

音響と大画面の贅沢さ

映画館での醍醐味は、圧倒的な音響設備と、大画面のスクリーン!

さらに、現場ではなかなか観られない、演者の細かな表情を観られるところです!

今回の映画では、演者一人ひとりの表情や息遣い、汗までも映し出す、迫力あるカメラワークになっています。

もはや、最前列というより、舞台に一緒に立っている感覚に近くて、一緒に踊りたくなっちゃいます!

日本語字幕付き

映画のため、もちろん日本語字幕付きです!

ブロードウェイやウエストエンドで観ても、英語がわからなきゃ意味がありません!

実際私は好きすぎてウエストエンドのオリジナルキャストの上演を観に行ったことがあるのですが

英語が半分くらい聞き取れず、今回の映画版でやっと全編の内容を理解しました!

映画館に!日本に!来てよかった〜〜!!!

楽しいだけじゃない!人間味溢れるストーリーに注目

引用:https://broadwaycinema.jp

キンキーブーツは直訳すると「変態ブーツ、性的に倒錯したブーツ」なんて意味の、ちょっと風変わりな作品。

序盤からムキムキの男性が女装してハイヒールで踊ってます。

ドラァグクイーンが好きな方はウキウキ観られると思います。

ただ、もしかしたら「そういうのはちょっと…」という方もいるかもしれません。

でも、キンキーブーツの本当の良さは、人間み溢れる暖かいストーリーです。

女性が思う男らしさって?男性が思う男らしさって?

不器用な登場人物たちのお互いを思いやる気持ちや、自分らしくいる理由が描かれています。

「女装するムキムキの男」に違和感を持つ人ほど、ぜひ観ていただきたい内容です。

【3/5(金)〜】全国の映画館で期間限定ロードショー中!

引用元:natalie

3月5日(金)より、全国順次公開中!

https://twitter.com/SBroadwayCinema/status/1368388633019883522

公開4日目ですが、土日は超満員。すでに映画館の追加も決定しています!

とにかく上映回数、期間が短いので、少しでも気になったらお近くの映画館に、ぜひ足を運んでみてくださいね(^-^)

上映予定の映画館はこちら

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