【夫婦円満】パートナーを「他人」と割り切る、メリット3選

またケンカしちゃった…

パートナーとのお悩みをかかえるあなた向けに、解決法をまとめました。

この記事で解決できること
・パートナーと考えが合わずケンカしてしまう
・相手に伝えても変わってくれない
・どうすれば変わってくれるか悩んで爆発しそう

夫とほぼ喧嘩をしない、もうすぐ結婚2年目のまるこです。

えっ?2年目?新婚だから仲良いんでしょ?

そう思われるかもしれませんが、同棲中や結婚後すぐは壮絶な価値観のずれまくり祭りでした。

結果的に私の考え方は、夫を「他人」と思うことで落ち着き、今はケンカは皆無です。

そこに至るまでの経緯や、今回の本題「他人と割り切る」メリットをご紹介していきます。

目次

他人と思う = 固定概念を手放すこと

・・・?

頭にはてなが浮かんだ方。安心してください。それが普通です。

読み進めるとだんだん意味がわかってきます。

「他人と思う」というと、冷たく突き放しているように聞こえてしまいますが、実は合理的な考え方です。

メリットはこの3つ。

① 「理想の夫・妻(彼氏・彼女)」を手放す
②「理想の自分」を手放す
③「干渉」を手放す

過去のわたしを含め、「夫婦」「彼氏・彼女」という形や肩書きにこだわる人は多くいます。

そして過度なこだわりは、相手との関係性を歪めてしまうことがあります。

順番に説明していきますね。

① 「理想の夫・妻(彼氏・彼女)」を手放す

まだ若い時、「こんな人と結婚したいな〜」と、理想を描いていました。

あなたも、好みの顔、理想の年収、性格や価値観、いろいろ「こうだったらいいな」と思いますよね。

そして大抵、その理想に叶う相手は身近に存在しません(笑)

  • 「夫」の年収700万円以上は欲しい
  • 「妻」なのに子供の世話すらしない
  • 「彼氏」はクリスマスにブランド物を買ってくれるべき
  • 「彼女」はバレンタインデーにチョコをくれるもの

こんな「〇〇べき」という理想を少なからず、みなさん持っているでしょう。

しかしそんな「理想」という名の「カテゴライズ」が、のちに自分の首を絞めていきます。

無意識のうちに「理想」を押しつけ、勝手に傷つく

理想を追い求めるあまり、思うようにいかないと大抵はイライラがたまっていきます。

そして次第に「理想の夫・妻」あるいは「彼氏・彼女」にならないパートナーに対して、不信感をもち、当たるようになります。

夫は〇〇べき!〇〇べき!
いいかげんにしてよ!!!!!!!!

…?何キレてるの?
〇〇じゃなくても十分幸せじゃない?

当然相手は「ドン引き」です。

言い方は悪いですが、

勝手に妄想を膨らませ、思い通りに行かず、勝手に落ち込み、キレ散らかしている状態です。

「理想=ただの妄想」と、自覚しよう

そもそもその「理想」は、どこの誰が考えたかもわからない、幻想であることが多いです。

例えば、日本では「働かざるもの食うべからず」が常識でも、

海外では「仕事しなくなってコーラとダンスがあれば幸せ!」って文化もあるかもしれません。

まずは「正しい」と思ってることが実は狭いコミュニティーで洗脳された知識で、あなたは踊らされてる状態と自覚しましょう。

理想を持つこと自体が悪いわけではなく、執着しすぎることが破滅を生みます。

たとえ理想が全て叶わなくても、一緒にいたいと思った相手のはずです。

「夫」「彼氏」「妻」「彼女」と、カテゴライズすると「他人」と「他人」だったことを忘れてしまいがち。

「夫・妻」「彼氏・彼女」としての役割の前に、「人」をみる努力をしましょう。

頑張ってるのに年収あがらないって言ってたな…

…ディナーはやめて、なんか美味しいもの一緒に作るか

カッとなる必要があるのか、ないのか、だんだんわかってきます。

「理想の自分」を手放す

理想を相手に押し付けるように、「理想の自分」を維持するために生まれる弊害もあります。

「身内の恥=自分の恥」は、見当違い

たとえば、厳格な家庭で育って、幼い頃から「こうあるべき」と徹底的に叩き込まれてた人がいるとします。

人に見られることを常に意識して、身だしなみやマナー、言葉遣いなど「これが正解」と信じて生きていくと、

無意識にその「正解」から外れている人=「恥ずかしい人」と思う感覚が生まれることがあります。

恥ずかしながら、わたしも最近までこういうマインドの持ち主でした。。

これも洗脳の一種で、「教わったから」「そういうものだから」と、

本当に必要あるものかを自分自身で判断したことがなかったため、それにしたがっていない人と見ると、

言われた通りにしている自分が否定された気分になります。

そしてそれが身内にいると、より「自分の恥」とすり替わって攻撃的になるのです。

知識がなくても「他人」なので放置。必要なら勉強すればいい

TPO、マナーを完全に無視して良いとは思いません。

しかし言ってしまえば「本人の本質はそこではない」ということです。

例を挙げると、たまに遅刻を5分でもすると激怒する人っていますよね。

遅刻した!!!!!
前もって時間を考えて遅れないようにすべき!!!

…?そんなキレる必要ある?

極論を言ってしまえば、時間なんて過去の偉い人が考えた概念にすぎないわけであって、

デートに5分遅れたところで何かうまくいかないことなんてそんなにありません。

(お店の予約や大切なお仕事、飛行機のフライトなんかは別ですけどね)

これが本人の性格や誠意をかんがえず「遅刻はダメ=自分は守ってるのになんで」という固定概念にとらわれて、本質を見られていない状態。

もし本当に適材適所ができないなら「遅刻はこういうことが起きるからだめだよ」って教えてあげれば良いし、

それで改善されなければ「仕方ないな」と諦めれて、今後大切な予定を組まなければ良い。

何が言いたいかと言うと、「他人」と割り切ることで、そこまで介入する必要がなくなるということです。

遅刻はするけど別に困らないし、わたしが「遅刻に対して真面目」だから許せないんだろうな…

こうやって客観的に考えるだけで頭の整理が出来るし、相手を許すことができる可能性もグッと高まります。

信念を曲げる必要はなく、理解する必要もない

わたしの夫は言葉遣いは綺麗な方ではないし、テーブルマナーも汚いし、理解できない行動が多い人です。

それはわたし自身が「恥ずかしい人」マインド、先入観で夫のことを見ていたからです。

そんなの、「こういう人であってほしい」という押しつけ、自己満足に過ぎません。

そこを「他人だしいいか」と一旦放棄すれば、本人の性格や本質がちゃんと見えてくるはずですよね。

「人は見た目が9割」なんて本もあるくらい、第一印象って重要なものですが、

そこばかりにとらわれて、大切な人の本質や本来の良さを見落としていませんか?

自分が持っている信念を曲げろとは言いません。

あくまで「自分が信じている行動を行わない人は、恥ずかしい」というマインドを一旦どこかに置いておく、ということ。

それは本人の問題であり、あなたが必要以上に「恥ずかしい」と思う必要は全くないです。

「干渉」を手放す

夫はこうあるべき、妻はこうあるべき。

比較的に日本での「夫婦」「彼氏彼女」は契約関係に近いと思います。

相手のために尽くさないといけない、相手のことを考えないといけないという過剰な思いやりからすれ違いが発生することもありますよね。

「やってあげた」は、ただのお節介

わたしはフルタイムで仕事をしていますが、在宅勤務で家にいることが多いです。

そして夫とても忙しくて食事睡眠以外は仕事の生活が続いていました。

ここで何が問題になったかと言うと、

「無意識に頑張ってしまうわたし」vs「それを求めてない夫」

が生まれてしまったこと。

大変そうだから出来る限りサポートしよう

わたしは在宅ワークだし、夫に比べればラクだし

バランスの良い食事を作って、掃除や洗濯もやろう

せめて家では甘えられる環境を作ってあげよう

・・・・疲れた・・・寝るわ

・・・仕事行ってくる・・・

…あれ?なんだろうこの違和感…

わたしも仕事してるし、家に入れてるお金は一緒…

ありがとうって言ってくれないの?なんでわたしばっかり?

しばらくするとすぐに「なんでこんなことしてるんだろう」と虚無感に襲われました。

求められていなことを必要以上にしない

なんでわたしばっかり!
いいかげんにしてよ!!!!!!!!

…?何キレてるの?
やってほしいって誰が言ったの?

このやりとりは実際に起こったケンカの一部です。(笑)

一見、夫は冷たく無慈悲なことを言ってるように見えますが、話を聞いていくと

わたしの過度なサポートは「本当に必要されていなかった」んです。

この時のわたしは

誰も頼んでいないのに必要だと思い込み、勝手にタスクを抱え、勝手にサポートしてることへの優越感に浸り、見返りをもとめ、報酬がないことにキレている状態でした。

お願いしてた皿洗いを自分がやってあげるのも表面上はサポートですが、食器が溜まっていのを見るとイライラするから、自分が気持ちよくなりたいだけ。

結局は「人のため」といいながら、ありがとうと言われないことで「自分への承認欲求が満たされない」ことに腹をたてちゃったんです。

言いがかりにもほどがあります。

「他人」と割り切り、自分がやりたいことはやる

ここでも「他人」思考が登場。

相手に必要以上に干渉する必要がなくなるので、気持ちがラクになります。

なにか必要だったらその時は言ってね

大切に思っていること、サポートすることは事前に伝えて、あとはこちらからアクションは起こしません。

手助けを求められた時は全力でサポートします。

これはわたしがやりたいことだから関係ない。

例えば食事、洗濯、掃除を相手がしてくれないとき、自分がやってしまった方が早いと思った時には

「自分がしたいからする」という意思を持って行動すると承認欲求にかられにくいです。

たとえば、夫の健康のことを考えて野菜たっぷりのスープを作ったのに「いらない」と言われたらもうショックで立ち直れませんが、

「これはわたしが食べたいから作る。夫が食べなくても別にいい。」くらいの気持ちで、本当に自分が食べたい味付けでつくれば、自分もハッピー、夫が万が一食べなくてもどうでもいいですよね。

余裕あるマインドを持つための、おすすめ本2選

「最強!」のニーチェ入門書 幸福になる哲学

有名な哲学者「ニーチェ」の言葉を、対話形式でわかりやすくまとめた哲学書。

生まれた意味なんてないと言い切るニーチェの「絶望学」から学ぶ、幸福論です。

他人と割り切るマインドはここからきています。

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簡単なまとめはこちら

反応しない練習

オリラジ中田さんがYouTubeで紹介したことでも話題になりましたね。

仏教に基づいた本ですが、宗教絡みという感じではなく、

「至って冷静、クールなブッダの思想」を現代社会に置き換えて、感情の整理をうまくするライフハック術が書かれています。

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【まとめ】それでも、理想を持たないのは難しい

①「他人」=「理想の夫・妻(彼氏・彼女)」からの開放
 「夫」や「彼女」というカテゴライズから一歩離れる
②「他人」=「理想の自分」からの開放

 自分が信じた固定概念を人に押しつけない
③「他人」=「干渉」からの開放

 相手を無理に理解しようとせず、自分のやりたいことをやる

とはいっても

そんなに簡単に気持ちを切り替えられない。理想を持たないなんて無理!

という声も聞こえてきそうです。

私も理想はあります。ただ、相手にそれを押し付けることをやめました。

理想を持たないのではなく、相手に無理強いしないことが大切です。

あなたの夢をかなえるのがパートナーの仕事ではありません。

共同生活をおくる「他人」同士なのを忘れなければ、次第にお互いに思いやりが生まれるはずです。

それでもダメなら、極論ですが、、無理に一緒にいる必要はないと思います。

自分のことを大切にしながら、相手との距離感も程よく持って、いい関係を過ごせますように!

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